2003年08月
清水戦の見どころ 
(2003.8.1[Fri])

両親が清水戦を見に行くということで同じ内容をメールしました。

大分のフォーメーションは4−4−2
ディフェンスは4人が1列のラインを作るラインディフェンスでここ2試合で連続完封ということで
去年の堅守がやや戻ってきたといえるかもしれない。
右から若松(6)、サンドロ(3)、三木(2)、有村(23)。
ここ最近右サイドで出場、アシスト、得点と活躍してきた山崎が出場停止のところには
おそらく若松が入るものと思われる。
中の2人は三木はスピードのある選手でカードをもらわないディフェンスをすることのできる選手。
サンドロは高さのある選手でスピードはやや遅いが空中戦では相手ボールを跳ね返す。

中盤の底、守備的なポジションには寺川(8)と梅田(15)。
特に寺川は2試合続けて得点中と攻撃に絡んできだしているので
後ろから飛び込んでいく動きができるかがカギ。
梅田は最近はあまり見せていないが、ドリブルで攻め上がり攻撃にアクセントをつける。
この二人は運動量豊富なため、ここで清水の攻撃を食い止められるかが
試合の勝敗を分けることにつながるかもしれない。
右の前目には西山(7)。献身的な守備で去年は不動のレギュラーだったが
今年は怪我などもありJ1では通用しないかと思われたが、ここ2試合で復調を見せる。
左は退団したロドリゴに代わって市原から加わった武藤(18)(予想)。
左利きでありながら右で使われたりもしたが、やはり本職の左のポジションの方が活躍できるだろう。
あまり運動量が無く、そのために市原では干されていたという噂もあるが、
さまざまなポジションをこなすことができるため、試合の流れの中で寺川らと
ポジションチェンジを行なうなどして相手をかき回せるか。

フォワードの先発はおそらく吉田孝行(9)と高松(13)。
吉田はシーズン当初は西山のポジションで起用されていたが
やはり真価はFWで使われたときに発揮される。
ここ2試合連続得点中とコンディションも良いため相手のマークも当然きついかと思うが
そこをかいくぐっていけるかが勝負の流れを引き付けるかのカギ。
高松はU-22(オリンピック代表世代)にも選ばれ、またビッグアイとの相性もいいため期待される。
前節の2点目、3点目は高松が起点になっており、攻撃の中心として活躍できるか。

また、ウィルが前線のコマとしているが、まだまだコンディション不足と言わざるを得ない。
後半途中からの投入が濃厚だろう。とは言え、やはりその実力は十分に脅威となる。
できればウィルに無理をさせない展開に持って行きたい。


一方清水の方はシステムは3−5−2。
シーズン当初は低迷したがディフェンスを3人にしてから安定するようになり、
前節は市原の初優勝の希望を大きく損なわせる勝利。
チーム状態は上向きであると思われるので厳しい戦いになると思われる。
しかしながら守備の要のエメルソンと日本代表でもおなじみの三都主(アレックス)が出場停止なのは
大分にとっては大きなプラスといえる。
ディフェンスには去年のワールドカップでディフェンスの要と期待された森岡(11)。
ワールドカップでは緒戦で怪我をしたため満足な結果とは言えなかったが、
やはり実力はあるので突き破るのは大変だろう。
中盤の右にはワールドカップに出場した市川(25)。ここを武藤、有村が押さえ込めるかがカギ。
前線には韓国代表のアンジョンファン(19)。やはりここは警戒しておかなければいけない。
また、北島(18)も調子がいい訳ではないが、センターフォワードとしての仕事(ポストプレーなど)を
自由にさせないようにすることが大事。


まあ、なんにせよ勝ってくれってことです。


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